新しい年金の仕組み「確定拠出年金」
「確定拠出年金」が注目されています。これまでは企業が公的年金を補完する目的で厚生年金基金、適格退職年金として積み立てや運用を独自に行ってきました。その運用を、今後は従業員の裁量に任せようというのが「確定拠出年金」です。アメリカでは「401k」と呼ばれ、すでに一般化している年金制度ですが、年金運用に株式や、株式を取り入れた投資信託が必須となっていることが問題点です。過去の経緯で考えれば、30年など、長期に資金を運用するには株式投資がもっとも高い利回りを上げていることになります。低金利の時代に定期預金だけで資金運用をしていたのでは、資金は増えないどころか実質目減りしてしまうことにもなりかねません。アメリカでも、確定拠出年金導入とともに、従業員の金融商品に対する関心や知識は格段に高まったといわれています。会社が用意した運用コースの中から、各商品の運用実績や市場の動向を判断することで従業員が自由に運用コースを選択することができ、現在自分の年金がいくらになっているのか、増えているのか、減っているのかというのがすぐにわかるため、従業員も真剣にならざるを得ないのです。このような年金の運用の相談に乗っているのもファイナンシャルプランナーなのです。企業アドバイザーとしてファイナンシャルプランナーを雇っている場合もあれば、独立系のファイナンシャルプランナーに個人的にアドバイスを受けている従業員もいます。確定拠出年金はこれから日本でも導入が増えていき、普及するので、ここにも間違いなくファイナンシャルプランナー活躍の場があるのです。